ネスプレッソは水道水で使ってOK？ミネラルウォーターとの違いや選び方について

最終更新日：2023/08/07

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エスプレッソマシンの中でも特に有名なネスプレッソですが、コーヒーを飲むとき水にまでこだわっている人も少なくありません。

コーヒーは沸騰したお湯(もしくは水出し)で豆のエキスを抽出した飲み物です。

豆の種類に気を使うのはもちろん、コーヒーを淹れるための水を吟味するとさらに味わいの幅が広がるぞ。

今回はコーヒーがよりおいしくなる水の種類を解説。ネスプレッソをもっと美味しく楽しみたい方、必見！

この記事の目次（もくじ）

ネスプレッソで使う水
【水道水orミネラルウォーターのどちら？】

まず結論から申し上げますと、ネスプレッソではミネラルウォーターの使用を推奨していません。

ネスプレッソの直販店などでも

「ミネラルウォーターをネスプレッソに使用すると、ミネラルなどが固まり故障の原因になります」

と説明されます。

コーヒーには質の高い水を使いたいって思うとミネラルウォーターが良いかもって考えちゃうんスけど…

そう思うのも無理はないが、ネスプレッソにもっとも適しているのは精製水。つまり、ミネラルなどが含まれないプレーンな水じゃ。

これはミネラルウォーターに含まれるミネラルやナトリウム、また商品によっては塩分などが含まれているためで、ネスプレッソで開発されたコーヒーカプセルのすべてにベターにマッチするのはやはり「水道水」が近いのです。

水道水っていってもマンションなのか一軒家なのかによっても水質って変わるんじゃないんスか？

マンションなど集合住宅だと: 一度タンクに貯蔵された水が各部屋に行き渡っている可能性が高く、その場合は塩素処理などが用いられているケースが大半。

いわゆる「カルキ臭い水」の場合もあるんじゃが、この塩素・カルキ臭は煮沸すれば解消されるぞ。

特にネスプレッソの質にこだわりたい方は水を入れる前に一度水を沸かしましょう。

これで、微々たるほどのカルキ臭はなくなります。

ただ、実際にはネスプレッソに入れて瞬間沸騰をさせてしまえば同じですので、そこまでこだわりがない方はそのまま水道水を入れても実は問題ないのです。

ちなみにどうしてもミネラルウォーターを利用したい方は、できるだけ軟水の使用おすすめします。

メーカーが注意を促している「ミネラルなどの凝固」とはミネラルウォーターに含まれる硬度によるものが大きく、これは水分に含まれるミネラルやナトリウムなどの含有量です。

硬度が高ければ高いほどネスプレッソへの負担(タンクに余分なミネラルなどが固まること)が大きくなりますので、できれば控えた方が良いでしょう。

ネスプレッソに使用するには

の順番で適していますが、一般的なコーヒーに使う場合はどれが一番いいのでしょうか。

基本的に日本の地下水や市販されているものの多くは軟水なのじゃ。

硬度でいえば100未満のものが大半で、30～40のものが多く販売されています。

対して欧米諸国は土壌の関係で硬水の水を多く飲料用として使っていて、その硬度は土地にもよりますが高いところで200以上350程度あります。

そのためコーヒーにも普通に硬水を使用しているわけですが、かといってコーヒーの味が落ちるわけではありません。

しかし水の硬度が高いほどコーヒーの苦味が強く感じられるなど味の違いはでてきますので、普段から硬水を使用している海外などではエスプレッソ文化が発展したのでしょう。

日本は軟水が主流じゃから、軟水で淹れたコーヒーのほうが飲みやすく、美味しく感じるはずじゃ。

水選びで悩んだときはまず軟水を試してみるのがよさそうっスね。

ネスプレッソは機種に限らず、水道水でとっても美味しく作れる手軽さが魅力じゃ！

今回は標準的なネスプレッソ機種のオリジナルシリーズを紹介します。

マシン本体	特徴
イニッシア	エスプレッソとルンゴが淹れられます。シンプルで直感的に使えるコンパクトなマシンです。 13,200円(税込)
エッセンサミニ	ネスプレッソ史上、最もコンパクトなネスプレッソ。人気No.1のイニッシア後継機です。エスプレッソとルンゴが淹れられます。 15,180円(税込)
ピクシーツー	多機能に進化したエッセンサミニ後継機。エスプレッソとルンゴが淹れられます。モダンで洗練されたデザインが人気のマシンです。 18,150円(税込)
ラティシマ・ワンプラス	本格的なカプチーノやラテマキアートが作れるおうちカフェ向きマシン。コンパクトかつエレガントなデザインが人気のマシンです。 34,100円(税込)
アトリエ	植物性ミルクにも対応した最新機種。コンパクトながらもオリジナルシリーズ機種最多の9種類のメニューが作れます。 45,100円(税込)