コーヒーは気温で売り上げが変わる!最も販売数が伸びるのはいつ?

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コーヒーは気温で売り上げが変わる?最も販売数が伸びるのはいつ?

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毎日コーヒーを飲む人はあまり外の気温は気にならないかもしれませんが、それでも猛暑日はアイスコーヒー寒い日はホットコーヒーが飲みたくなるでしょう。

東京の人と北海道の人とでは感じる寒さもちょっと違いますよね。

ちなみに東京では冬場にアイスコーヒーの販売数が減少しますが、北海道ではそこまでアイスコーヒーの売り上げが落ちないようです。

どうしてこういった差が生まれるのでしょうか?

今回はそんなコーヒーと気温にまつわるお話をするのじゃ!ぜひ読んでみてほしいのじゃ。

コーヒーは気温によって売り上げが変わる?

コーヒーは気温の変化でかなり売り上げが変わってくる商品のひとつです。

今回はホットコーヒーとアイスコーヒーの気温による売り上げについて解説していくのじゃ。

一般的にコンビニやスーパーで売られている食品、外食で食べられる料理、自動販売機で売られている飲料は昇温商品と降温商品の2つに分けられます。

昇温商品 降温商品
気温が上がると売れる商品 気温が下がると売れる商品

アイスコーヒー昇温商品ホットコーヒー降温商品ですね。

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アイスコーヒーは気温に左右されにくい

昇温・降温の商品が売れる季節は以下の通りです。

昇温商品 降温商品
3月~8月 9月~2月

表通りに考えるとアイスコーヒーは3月から8月、ホットコーヒーは9月から2月にかけて売れると予想ができます。

しかし、実は降温期間でもアイスコーヒーは売れ、反対にホットコーヒーは昇温期間に売れない不思議な結果が出ているのじゃ。

目安はあってもアイスやホットの商品は実際の気温に左右されるため販売数に差が出ます。

東京都では22℃を超えるとホットコーヒーはほとんど売れない
アイスコーヒーは22℃を下回っても販売数がゼロにはならない。

こう考えると1年を通じてどちらの方が売れるかといえば圧倒的にアイスコーヒーの方が売れます

一部のデータでは関東地方におけるアイスコーヒーとホットコーヒーの売り上げが逆転するタイミングは「30℃」とする場合もある。

想像してみると個人差や地域差はあれど22~23℃ならアイスコーヒーが飲みたくなりそうじゃな。

やっぱり22℃くらいが妥当なラインなのかもしれないですね。

コーヒーは気温×地域差で販売数が変わる

気温の感じ方は住んでいる地域によってかなり変わるのじゃ。

寒い時期になっても売れているアイスコーヒーですが、北海道では東京よりも1.5倍ほど冬場にアイスコーヒーが飲まれている結果も出ています。

北海道の人が寒さに慣れているだけなんですかね?

居住環境からも影響を受けているでしょう。

    北海道では

  1. 冬場の外気温が氷点下になる
  2. 屋内では多くの暖房器具を使う
  3. 室内の温度が25℃を超える位、温める場合も

結果としてアイスコーヒーを欲する温度にまで達するわけです。

北海道は1年を通じてアイスコーヒーもホットコーヒーも体が求めるちょうどいい気温のときにそれぞれが楽しめる地域と言えるかもしれませんね。

なお、全国的に見ると気温が高まる7月~8月にかけてもっともアイスコーヒーが消費されているのは近畿地方らしいのじゃ。

これは地理的に気温が暑くなりなりやすい上、歴史的にもアイスコーヒーに馴染みがあるからとされています。

気温によって売れるコーヒーの温度も違う

  • アイスとホットどちらが売れるかの目安は22℃
  • アイスコーヒーは販売数が気温に左右されにくい
  • 北海道では気温ではなく環境に応じて飲まれている

アイスとホットどちらのコーヒーが売れるかは「22℃」を目安ですが、地域差も影響してくるため一概には言えません。

ホットと比べるとアイスの方が気温に負けず売りやすいためコンビニや自動販売機ではアイスコーヒーの種類や在庫数を揃える参考にしているそうです。

たしかにホットドリンクのコーナーは冬場のみだったり小さいスペースに陳列されておるな。冷たい飲み物の棚は1年中そのままの状態じゃ。

やっぱりアイスコーヒーは季節を問わず飲まれてるんですね~!

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