コーヒー豆の規格・グレードってなに?バードフレンドリーやQグレードとは?

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コーヒー豆の規格・グレードってなに?バードフレンドリーやQグレードとは?

コーヒー豆にはワインや日本酒のように、それぞれの生産国や世界共通の規格というものが存在します。

そのコーヒー豆の規格について、ここでは色々な基準をご紹介。

ぜひ、こちらの内容を参考に、コーヒー豆を購入する際、袋などに記載されている規格や表示をチェックしてみてください。

バードフレンドリー

まずはコーヒー業界に新しい概念を誕生させた「バードフレンドリー」という規格についてご紹介していきましょう。

これはアメリカにある自然調査保護を目的としたスミソニアン協会が始めた取り組みで、その調査研究・保護のために設立した「スミソニアン渡り鳥センター」(SMBC)と第三者認定機関によってコーヒー農園が認証される仕組みとなっています。

こちらの規格は、渡り鳥が帰って来られる森林保護を目的としていて、原生林の木陰・シェードグロウンを利用したコーヒー栽培をする農園に与えられる規格です。

木陰で有機栽培されるコーヒーは、すべて手摘みで収穫され、手間は掛かりますが高品質な豆が出荷されていきます。

現在、世界12カ国に認証農園があり、そこで収穫された豆はアメリカやヨーロッパ、そして日本でも栽培されていますので、ぜひお店に立ち寄った際にはチェックしてみてください。

その1杯が、森と渡り鳥を助ける小さなアクションとなります。

UTZグッドインサイド認証

現在、世界120カ国以上でその認証農園が活動しているという規格が「UTZグッドインサイド認証」です。

こちらは、オランダを拠点とする団体「UTZ Certified」によって取り組みが開始されたもので、コーヒーやお茶などの栽培・生産に対して以下の目標で取り組んでいる農園・農家に与えられる認証規格となっています。

  • 環境破壊のない、持続可能な農業
  • それに伴う品質の向上、生産者の収入増加
  • トレーサビリティー(追跡可能性)の明確化

つまりは、自然に配慮した農産物の生産を目標に、生産農家の顔が見える安心・安全な商品の流通・販売をコンセプトにしているというわけですね。

近年ではネスレなど日本の大手企業ともパートナーシップを結んでいますので、その信頼性の高さも理解してもらえるかと思います。

レインフォレスト・アライアンス(RA認証)

レインフォレスト・アライアンス」は通称「RA認証」ともいわれる農産物規格のひとつです。

カエルのマークが特徴的なのですが、これは「カエルという生物は南極大陸以外すべての大陸に生息する生き物で、ほかの動植物が生きていく上での指標となる生物」といった意味を持っています。

こちらの機関が定める農産物への基準は、

  1. 生物多様性の保護
  2. 人々の暮らしと福祉の向上
  3. 自然資源の保護
  4. 効果的な計画策定と農園管理のシステム

といった形です。

クリーンな農業と持続可能性の高い生産方式をとっている農園が認証され、現在世界でも多くの国で採用がされています。

国際フェアトレード認証

こちらはコーヒー農家の生活を守るための取り組みの一貫として、多くの地域で採用されている認証機関です。

適正な価格でコーヒー豆が売買されているという証明でもあり、安全性が高く一定以上の品質の生豆を購入するためには欠かせない認証とも言えますね。

また、フェアトレードには最低価格やプレミアム価格といった設定があるのですが、これらの収益は農園や組合に付与され、地域発展のためにもそのお金が使われています。

コンサベーション・インターナショナル

人間と自然との関わり合いを重視し、環境保護に努めながら農産物を生産することを目標とした非営利団体・国際環境NGOが「コンサベーション・インターナショナル」です。

こちらの機関によって認められた、コーヒーを栽培・出荷している農園には同団体のマークが付けられるのですが、代表的なところで言いますとスターバックスがこちらの取り組みに参加をしています。

Qグレード

これまでの自然との関わり合いに特化した基準とは異なる規格が、こちらの「Qグレード」です。

コーヒー品質協会(CQI)」という機関が認定した審査員3名によって、SCAA(アメリカのスペシャリティコーヒー協会)の審査基準をもとに、コーヒー豆を厳正に判断。

その結果として80点以上の点数を付けられた豆だけが、この「Qグレードマーク」を提示することができます。

つまり、高品質なコーヒー豆を選ぶのであれば、このQグレードマークの付いた商品を購入すればいいということになりますね。

純粋に豆への評価だけを見たいのであれば、こちらの認証マークが一番分かりやすいかと思います。

コーヒー規格についてのまとめ

現在、世界ではコーヒーをはじめ多くの農産物に、それぞれの機関の認証マークが与えられています。

こうした規格は、ただ美味しいコーヒーを飲むための基準というわけではなく、その取り組み自体に賛同するといった意味も持ち合わせていますので、ぜひ各機関の理念やポリシーなども参考にしてみてください。

普段何気なく飲んでいるコーヒーですが、その1杯を飲むことによって地球に大きな貢献をしていることが分かってもらえるかと思います。

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