コーヒーを買うなら豆と粉どっちがいい?違いやメリット&デメリット

コーヒーの専門店で豆を買おうとすると、だいたい「豆のままにするか?(お店で)挽いて粉にするか?」と2択を迫られます。
どちらにもメリットやデメリットがあるのですが、ここではその2つの違いについてをまとめました。
ちなみにコーヒー好きの方の多くは、豆のまま買っていくかと思いますが、コーヒーの素人からすると「なんとなく通っぽい」感じがして憧れますよね。
しかし、実際には豆の状態で買った方が粉よりも長持ちがして経済的というメリットがあったりもするわけです。
今回はコーヒーの豆と粉の違いについてメリットデメリットを解説しています。
この記事の目次(もくじ)
コーヒーを豆で買うか粉で買うかの違いは?
コーヒー豆を購入する際にそのまま持って帰るか、それとも粉にしてもらうのか、どっちがいいのかについてですが、それぞれの好みとライフスタイルによって異なります。
豆の状態で購入するメリット
おそらくコーヒー好きの大半の方は、豆のまま購入して持って帰るかと思いますが、これには以下のメリットが考えられます。
- いつでも挽きたての味わいが楽しめる
- 粉よりも劣化スピードを抑えられる
- 結果的に経済的にコーヒーを味わえる
コーヒー豆は焙煎後、数日から1週間ほどをかけて熟成を重ねていきます。
だいたいコーヒー豆を販売しているところでは、焙煎してから少なくとも1日は置いた状態のものを販売していますが、それでもすぐに粉にしてしまうのはちょっともったいない印象があります。
焙煎した豆を購入してきたら、数日待ってから飲む分だけコーヒーミルで挽くようにすると長くその味わいが楽しめると言えますので、ぜひ参考にしてみてください。
豆の状態で購入するデメリット
豆で購入することのデメリットを挙げるとするならば、やっぱり「ミル」で挽く手間が面倒という声も多いのは事実。
- 豆で購入するデメリットは一回ずつミルで挽くという手間
- 粉に比べて淹れるまでに時間が掛かる
こういった部分は、粉タイプよりもややデメリットに感じる部分ではないでしょうか。
粉の状態で購入するメリット
それではコーヒー豆を粉で購入する際のメリットとデメリットですが、大きな魅力はなんといっても手軽さです。
自宅にコーヒーミルを用意しなくても、すぐにコーヒーを淹れて味わうことができるというのは、忙しい現代人にとってはポイントが高いですよね。
- 豆よりも粉の方がすぐに淹れられる
- ミルなどの道具を用意しなくて済む
粉の状態で購入するデメリット
- 豆よりも劣化が早い
- 熟成することがない
- 少量ずつ買わなければいけないので、何度も買いに行く(もしくはネット注文する)必要がある
コーヒーを買うときに、粉にしてもらうとそのタイミングからコーヒー豆はどんどん酸化します。
コーヒーは豆状でも粉状でも、密閉容器に入れて冷蔵庫など冷暗所で保存する必要があるのですが、このとき「豆なら1ヶ月程度、粉なら1週間程度」が保存の目安といわれていますので、やっぱり粉は保存に適していないということが分かりますよね。
しかも粉状のコーヒーは保存が効く期間が短いため、少量ずつ購入することになりますので手間が掛かります。
豆をミルで挽く手間と何度もコーヒーを購入する手間、どちらを取るかはライフスタイルによって違いますので優劣を付けることはできませんが、なんとなく「何度も購入する方が手間」に感じてしまうのではないでしょうか。

豆は挽くのが面倒、粉は酸化が気になるという方はカプセルタイプがおすすめ
ネスプレッソやドルチェグストなど、最近は個包装されたカプセルタイプのコーヒーも数多く販売されています。
カプセルなら密閉されており消費期限も粉よりは長く、また保管も簡単ですので急いで飲み切る必要もありません。
ただカプセルタイプはほとんどマシン専用のものが販売されており粉や豆よりも1杯あたりの単価がどうしても高くなってしまうので、コスパを取るか利便性を取るかが選ぶポイントになるでしょう。
UCC×フレシャス開発のスラット+カフェなら粉もカプセルも使える!
こちらはウォーターサーバーとコーヒーマシン一体型のマシン。
UCCから販売されているドリップポッドというカプセルが使用できるだけでなく、パーツを付け替えるだけで市販の粉コーヒーも使えます。

もちろんウォーターサーバーとしての機能も十分備えていますので、コーヒーメーカーだけでなくウォーターサーバーも利用されている方は一度検討してみてはいかがでしょうか。
コーヒーは豆と粉、どちらで購入するのがいいのか?まとめ
ご覧いただいたように、コーヒーを購入する際に豆で買うのがいいのか?粉で買うのがいいのか?という疑問に関しては、ライフスタイルによるものといったことが分かってもらえたかと思います。
ただし、やっぱり味わいという部分では豆の状態で購入した方が、毎回挽きたての味わいが楽しめるのでおすすめです。
また、豆を自分好みに熟成させてその違いを味わうというのも楽しみ方のひとつですので、ぜひそちらも参考にしてもらえれば幸いです。
どちらにせよ、先ほども書いたように「豆なら1ヶ月程度、粉なら1週間程度」といった保存期間を守って、美味しくコーヒーを楽しんでくださいね。