パナソニック「NC-A57」「NC-A56」のコーヒーメーカーを比較!なにが変わった?

ここでは、パナソニックから2018年9月に発売されたコーヒーメーカー「NC-A57」について詳しくご紹介しています。
- どんな機能が付いているのか?
- ひとつ前のモデル「NC-A56」とはどう違っているのか?
といったコーヒー好きが気になるポイントをまとめて検証していますので、ぜひコーヒーメーカーを購入する際の参考にしてみてください。
ポイントはやっぱり「デカフェ対応」といったところですので、妊娠中の奥さんがいるという方や、カフェインを抑えたいという方におすすめの1台となっています。
この記事の目次(もくじ)
NC-A57とはどんなマシンなのか?なにができる?
パナソニックから2018年9月1日に発売されたコーヒーメーカー「NC-A57」は、全自動コーヒーメーカーであり非常に使い勝手がいい1台です。
コーヒー豆を挽くこともできますし、粉タイプのコーヒー豆を入れてそのまま使うこともできます。
豆を挽く際には「粗挽き」「中細挽き」の2種類から選ぶことが可能で、さらに淹れ方もリッチとマイルドから選択することができるため、合計で4種類の味わいを体験できる優れもの。
ご存知のとおり、通常のコーヒーにはカフェインが含まれていますので、眠気覚ましなどに飲まれる方も多いとは思いますが、実際にはカフェインの刺激で頭が痛くなってしまう人や軽いアレルギー症状が出てしまうという方がいます。
そこで開発されたのがカフェインの成分をなくした(もしくは限りなく濃度を減らした)コーヒーである「デカフェ豆」です。
このデカフェ用のコーヒー豆というのは、カフェインを取り除く代わりに、やっぱり通常のコーヒーに含まれているコクや香りといったものも若干弱くなってしまう性質があります。
そこで、パナソニックが取り組んだことというのは、このデカフェ豆でも十分コクや香りが楽しめるよう、抽出方法に特化したコーヒーメーカーを作ることでした。
そうした誕生したのが、こちらの「NC-A57」というタイプとなるわけですね。
なお、カフェインレスコーヒー豆(デカフェ豆)専用のコースを搭載することで、より幅広い層の方々に使ってもらえるようになったNC-A57ですが、中細挽きのフィルターの使用が推奨されています。
この中細挽きのフィルターを使って蒸らしと抽出をすることで、普通なら少し弱まってしまうコクや濃さ、そして香りを十分に楽しめるという点がNC-A57の最大の特徴と言えるでしょう。
NC-A57の前機種NC-A56とはなにが違うのか?
それでは次に、旧型の機種NC-A56との違いは何があるのかをご紹介していきます。
ちなみに結論から言いますと、大きく変わったところは前述のデカフェ対応の有無だけです。
NC-A56も中細挽きと粗挽きの2つのフィルターが搭載されていて、豆と粉の両方からコーヒーを淹れることが可能となっています。
ただ、若干NC-A57の方が使用電力と重さがアップしているといったイメージですね。
NC-A57 新 | NC-A56 旧 | |
---|---|---|
消費電力 | 800W | 790W |
重さ | 3.0kg | 2.9kg |
あとは大きさなどの寸法といった部分でも変わりがありませんので、スペース的な問題も大差はありません。
淹れられるカップ数というのもお互い5カップずつで、保温やミルの自動洗浄という機能も両方に付いています。
スペックや価格から比較!どちらがおすすめ?
それでは実際に、新しく購入するならどちらがおすすめか?という部分ですが、まずはそれぞれの現在の市場価格を見てみましょう。
- NC-A57:19,800円(税込)
- NC-A56:30,200円(税込)
2021年3月時点の楽天市場での価格比較です。
旧型のほうが高いのはおそらく販売から時間がたち市場に出回る数が少なくなっているからではないでしょうか。
これから購入するのであれば新型のNC-A57を購入したほうがよさそうです。
自分の家族や来客などで「妊娠中の方」や「カフェインレスコーヒーを好む方」という人が身近にいるのであれば、デカフェ対応機能も役に立ちます。
普段は通常のコーヒーを飲むけれど、寝つきを良くしてみたいという希望があれば、試しにデカフェコーヒーデビューをしてみてもいいのではないでしょうか。
最近はデカフェ豆も昔より手に入りやすくなっていますし、日中にブラックコーヒーなどをよく飲み、カフェインの摂取量が多いと感じている方の場合は、健康のためにも帰宅してからはデカフェコーヒーを飲んだ方がいいかもしれませんね。
パナソニックコーヒーメーカーNC-A57の機能についてまとめ
ご紹介してきたように、パナソニックから発売されているコーヒーメーカーNC-A57の特徴は「デカフェ豆に対応しているところ」です。
また、豆と粉の両方を使うことができて、全自動で豆挽きからおこなってくれるというのも魅力的な部分と言えるでしょう。
普段からコーヒーを摂取している方にとっては快適なコーヒーライフをサポートしてくれる1台となっていますので、ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。