コーヒーカップの種類まとめ!レギュラーやカプチーノの違いや大きさの理由は?

毎日コーヒーを飲むくらいの「コーヒー好き」であれば、豆や淹れ方だけでなくコーヒーカップにもこだわりを持ちたいところです。

コーヒーカップを変えるだけで味に違いって出るんですか?
通常のドリップコーヒーであればレギュラーカップ、エスプレッソなら専用の小さめのカップといった具合に、それぞれ適したコーヒーカップというものがありますので、ぜひその違いについて詳しくなっていってください。
ここでは、ほかにも陶器やステンレスといった材質の違いについてもご紹介していますので、自分に合ったコーヒーカップ探しの役に立ててみてもらえればと思います。
この記事の目次(もくじ)
コーヒーカップの特徴
基本的には「取っ手が付いているカップ」であればなんでもコーヒー用の入れ物として使えるわけですが、せっかくですので紅茶用カップとの違いについて最初に触れていきましょう。
まずコーヒー用と紅茶用のカップの差は「厚み」です。
また、コーヒー用のカップは飲み口の幅が狭く、紅茶用は広めというのもスタンダードな分け方。
あとは取っ手の位置が高め(飲み口と水平)のものは紅茶用、カップの底にいくに連れて幅が狭まるものがコーヒー用という見方もできますが、一概にすべてこの条件に当てはまるわけではありません。
ただ、基礎的な知識としては頭に入れておいてもいいでしょう。
大きさ・容量でのコーヒーカップの種類
それでは大きさや容量の違いによるコーヒーカップの種類を見ていきます。
レギュラーカップ
通常のドリップコーヒーを淹れるためのカップで、寸胴型・厚みがしっかりとしているという部分が特徴です。
幅が一定で寸胴タイプとなりますが、コーヒー専用のカップです。
基本的なコーヒー1杯分120mlが入るサイズで、容量150ml程度のものがレギュラーカップとされています。
デミタスカップ
「デミ=半分」「タス=カップ」という意味を持っているので、本来であれば「デミタス」だけで「(半分の量の)コーヒーカップ」という捉え方ができます。
だいたいエスプレッソ2杯分が入る大きさとなっていて、容量は60ml~90ml程度のものが大半です。
エスプレッソは数十秒という短時間でコーヒー豆からコーヒーを抽出しますので、味わいが濃く香りもインパクトがあります。

エスプレッソを最大限に楽しむなら、専用のデミタスカップを使用するのもよさそうですね。
マグ
コーヒーを飲むときに日本人の大半が使っているとされるのが、こちらのマグタイプのコーヒーカップです。

マグカップですね!わたしも何個か持ってます。
本来マグとは「蓋がなく、寸胴型の取っ手付きのカップ」全般を指す言葉ですので、ビアマグなどほかの飲料を入れるために使ったりもします。
コーヒーカップ用のマグで言えば、だいたい200ml~300mlのものが大半で、これはカフェオレ(コーヒー+ミルク)など容量が多くなるものを入れるためです。
カプチーノ
幅が広く、ラテアートなどをする際にも便利なタイプがカプチーノカップです。
底にいくに連れて幅が狭まり、マグなどよりかは厚みがないものがこちらのタイプと言えます。
カフェオレボウル
カフェオレボウルとは、取っ手がなく幅が広いタイプの入れ物を指します。
本来はコーヒーにミルクを入れたカフェオレを楽しむためのものですが、シリアルなどを入れるために使用することも可能です。

おっきいですね!サラダとかも入れられそう。
タンブラー
取っ手がなく細長いタイプのカップを総称してタンブラーと呼びます。
タンブラーは、普通ビールなどを入れるためのものでしたが、最近ではコーヒーを入れるための水筒(またはコーヒーを入れて持ち運ぶもの全般)をタンブラーと呼ぶ傾向にあるようです。

タンブラーも何個か持ってます!
コーヒーカップの材質に多いものは?
コーヒーカップに使われている材質は陶器が多く、その次に磁器やガラスといったものが大半を占めます。
また、アウトドアなどに持っていくのであれば割れる心配のないステンレスやチタン、アルミといった金属製のものがおすすめです。
自宅で使うのであれば、やはりメジャーな陶器タイプのカップがおすすめで、「コーヒーが冷めにくく口当たりも良い」という理由で親しまれています。
まとめ
コーヒーカップの容量や材質の違いについてご紹介してきました。
ご覧いただいたように、その形などによっても適したコーヒーの種類が違ってきますので、自分に合ったカップ選びの参考にしてもらえればと思います。
なお陶器のカップなどは少しの衝撃でも壊れやすいため、丁寧に扱うようにしましょう。